筆録帳
一月三一日
養生法の基本2
身体のヒを取り戻す
だいたいご相談に乗るお悩みは慢性化したものが多いのですが、
(急性症状であっても対応します ご相談ください)
悩みを持つほとんどの方が患部に対して冷やす方法をとっています。
あるいは放置しているパターン。
冷やす方法には大量の湿布を貼ることも含みます。
温感や冷感を感じる成分や消炎鎮痛剤を一時的に皮膚から吸収させるより、
とにかくまず、あたためてみてどうか です。
付け足すと乾熱より湿熱のほうがいいですね。
ドライヤーであたためるよりお風呂であたたまってください。
全身が難しいなら足湯でも肘湯でもいいです。
保温力が高いこんにゃく湿布もおすすめです。
基本の話を終えたら具体的な方法も紹介します。
ほら 湿布って 湿った布って書きますよ。
フィルムを剥がして貼る、ちょっと独特の香りがあるシートのことではないのです。
大量に貼り重ねてきたのだろうなという痕跡は、
身体のちょっと厄介な奥の方にコリが隠れていく そんな感覚です。
すべてを表面化させたくなくて体裁だけ整えて、いちばんの大元を押し込んでしまいます。
そして湿気を動かして作用させるには熱が必要です。
長時間カイロを貼るよりは、すぐ冷めても構わないのでレンジで作った蒸しタオルを当てるとか、
小豆がたくさん詰まったいいやつ、ひとつふたつあってもいいですよね。
熱が与えられてその後にすっとその熱が引くという過程を経ることも大切なんです だからできれば湿熱がいいです。
(なにもしないよりはカイロでも貼ってください)
じつはお灸を据えたあとにも皮膚は僅かに湿ります。
火を使わないお灸なんかもいいでしょう。
困ったら、まずあたためてください。
徹底的に陽を原動力にして変化を待ちます。
人 の ヒ
日向 の ヒ
むすひ の ヒ
ミ(陰)に対するヒ(陽)
これを補わないことには後に続くものは先細りしていきます。
全部おなじ ヒ ひとつめのひ
ヒの話、続きます。